青春18で巡る限界兵庫の城巡り

青春18切符をご存知だろうか。

難しい説明はこちらで、ご確認いただきたいが、要するにJRの特急券が必要ない線一日乗り放題切符である。

https://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/

5回分が12,050円、と破格で提供されるため、使用できる期間などは限られているが非常に魅力的な切符となっている。

僕も帰省その他もろもろで使わせていただいたが、この切符は乗れば乗るほどお得ということで自然と限界旅行が生成されやすい。

そこで青春18を使った旅をその失敗も含めてご紹介できたらなと思う。

さて、時は今年の正月に遡る。

年末に2回消費された青春18切符を手元に残した筆者は正直少し焦っていた。

というのも、残り3回の切符の使い道が思い浮かばず、悩んでいたのであった、いや買う段階で計画しとけよって話なんですけども、この切符は友人の友人あたりから買い取ったものなのでもうなんとも…

そこで、せっかくだし友人でも誘って兵庫の城でも巡ってみるかとふと思いついた。

日帰りになるのでルートは以下を計画、もう城にとにかく行きまくるのが目標。

鶴橋で合流、明石城→姫路城→赤穂城

基本っていうかほんと城しか回らないんだけど、この友人を失いかねないプランを我が友人は快く受け入れてくれた、マジ感謝、ズッ友ですわ。

時間的にも余裕やろということで9時に鶴橋で合流、いざ兵庫へ。

山陽本線に揺られること数十分、明石駅に到着。

駅から城は見えているので突撃するのみ。

明石城 公式ウェブサイト

入場料もかからないし、中はかなり開放的で、城壁だけ残った公園といった感じ。

見所は櫓だとか…

やたら風が強いが天気もいいし、空に城壁が映える。

あっさりおっとりした空間だったので、そういうのが好きな人にはオススメ。

さて次に姫路城へ。

姫路駅でちょうど昼ごろといった感じなので、ネットで適当に検索してどろ焼き？を食す。

これは…味が濃いめのもんじゃ的な。出汁に浸けて食べるらしく、なんか明石焼の親戚みたいな感じ。

結構関西住んでたけど初めて知ったぞ…

腹ごしらえも済んだのでいざ城へ。

姫路城公式サイト：トップページ

駅前から城まで意外に遠いので徒歩で行く時は少し気をつけたほうがいいかもしれない。

城に着く前に着いた護国神社を参拝、この提灯群は…映えというやつ？

おみくじは大吉だけど、旅行の項目で盗難注意は泣いた、あと失せ物知っている男子ィは名乗り上げてください。

さらにてくてく歩くとようやく入り口に、城までが遠いな〜。

お堀といい城壁といいなんか色々立派すぎる。

ちなみに入場料もなかなか立派だった。

場内は非常に混雑しており、軽くおしくらまんじゅうでしたが場外の景色を楽しむことができました。

ところどころ施された工夫も熱い。

皿の枚数を数える系の井戸。

この段階では赤穂城を諦めてなかったので、お庭もいけるけどパスして姫路駅付近の有名な鯛焼き屋に急いで向かう（←おい）。

外がカリカリ、程よい甘さのあんでグイグイ進んだ、牛乳が欲しい。

姫路に寄った際は是非オススメだが、唯一解せぬのは並んでる後ろのJKが『鬼滅の刃』のネタバレを始めたこと、許すまじ、生殺与奪の権を他人に任せるな！

鯛焼きを食べて満足した我々はやっぱ牛乳欲しいよねと駅前の地下街で牛乳購入、チューチューしながら時間調べて詰んだことに気づく。

せっかくだし、というわけで神戸で夕飯を食べることに。

リア充の巣窟、モザイク？にて牡蠣をいただく、うんめぇ〜。

このあとタピオカ飲んで、優勝しました。

・電車賃

鶴橋→明石　1100-

明石→姫路　680-

姫路→神戸　990-

神戸→大阪　410-

計3180-

18切符が1回およそ2,410円なので大体700円くらいお得、今回はそこまでお得感はないかもしれないが、もう少し早めに集合して赤穂まで行けばさらなる満足感があったかもしれない。

あまりかつかつに計画すると一つ一つの楽しみが雑になってしまうからオススメしないが、電車使う系の遠足は最低ラインを引いておくほうがいいかなと痛感。

次こそは。